「スポーツで社会を変える」活動を実施している若者から、思いや活動内容についてのプレゼンをしていただく”SFSシードカフェ”、第3回目は「サッカーのチカラで僕たちがつくる未来」と題して開催しました。
素晴らしいリーダーシップでグローバルに活動を展開する若者から刺激を受け、大変有意義なイベントになりました。
ご協力、ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!
[Sport For Smileシードカフェ3概要]
[開催趣旨]
昨今、若者や学生の活躍が目立ってきている一方、彼らの声を聞き、彼らの目指すゴールや活動について知る機会は少ない気がします。また、通常の「Sport For Smile ラウンジ」では、各団体の代表格の方々にご登壇して頂くことが多く、現場で若者が何を感じ、どのようなビジョンを持って活動に取り組んでいるのか、については、十分に触れられる設定にはなっていません。
「Sport For Smile シード・カフェ」は、このような現状から、学生や若者の声を直接聞く機会を増やすためのセッションとしてデザインしました。スポーツという、若者にも親しみのあるツールを活用し、より多くの若者、また一般の人々が普段は顧みることの少ない社会課題について考える機会、また、志ある人々がネットワーク化し、今後の互いの活動を支援しあえるような関係構築をする機会を提供できればと思います。
[開催概要]
イベント名: SFSシード・カフェ3 ~サッカーのチカラで僕たちがつくる未来~
日時: 2014年7月26日(土)午後2時00分~5時00分
会場: ウェスレーセンター 205
http://wesley.or.jp/access/index.html
(地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅徒歩10分)
主催: Sport For Smile ユースチーム
後援: JANIC
特別協力: 公益財団法人Wesley Foundation
定員: 20名程度
参加費:2000円(学生1000円) スナック・ドリンク込
*参加資格:25歳以下の方で、サッカーのチカラを活用して世界を変えたいという気持ちのある方
*<学生特典>SFSユースクーポンをプレゼント!
(グローバルコミュニケーション講座”Speak to Lead”またはキャリア相談の1000円割引)
<アジェンダ>
海外でのプロジェクトを実際に実施している学生リーダー3名を登壇者に迎え、プレゼンテーションをきいた後、小グループに分かれてワークショップを実施します。ネットワーキングもあります!
14:00-14:05 イベント開始/ 挨拶
14:05-14:15 アイスブレイク(中田~)
14:15-14:30 Presentation1
14:30-14:45 Presentation2
14:45-15:00 Presentation3
15:00-15:10 休憩、配置変更
15:10-16:00 Workshop group discussion
16:00-16:10 休憩
16:10-16:25 最終発表
16:25-16:30 終わりの挨拶
16:30-17:00 ネットワーキング
~UEFAのFSR(Football for Social Responsibility)シニアマネージャーで、Sport For Smile 上級顧問を務めて頂いておりますパトリック・ガッサー氏よりメッセージも頂いています!~
“Football is implicitly woven into the fabric of our societies. All year around, countless games take place among friends to the competitions we watch in the stadium or on TV. They are a source of joy, camaraderie and passion – not to mention the health and wellbeing benefits they give those taking part. We welcome your commitment to use the power of sports and football as a positive force in society and wish you the best of success”
「サッカーは知らず知らずのうちに社会のしくみに浸透しています。年間を通じて、私たちは数えきれないほど多くの試合を、スタジアムまたはテレビで観戦することでしょう。ゲームは、参加する人たちの健康面によい影響を与えるばかりでなく、喜びや仲間意識、そして情熱の源泉となります。サッカーやスポーツの力を、社会の中でよい影響を与えるためにどう活用したらよいか、是非、皆さんの意見を聞かせてください。そして、皆さんそれぞれのの成功を祈っています。」
<登壇者略歴>
兼澤 真吾(Shingo Kanezawa)
日本ソマリア青年機構 代表/ 東京大学工学部3年
高校在学時、フィリピンにて「学校に行きたくても行けない子どもたち」と出会った衝撃が、世界に存在する諸問題の解決に対し「自分にできる最大限の取り組み」を通じて携わることを決意させる。大学入学後、世界最悪の紛争国アフリカの「ソマリア」に対し日本で唯一活動をしている「日本ソマリア青年機構」と出会う。支援が必要とされているところに手が差し伸べられていない現実を目の当たりにし、「今の自分にできる最大限の取り組みはここだ」と加入。2014年3月の渡航活動でアフリカを訪れた際は、現地の治安を脅かす「ギャング」と接触し、彼らの社会復帰に向け意識改革プロジェクトを実行した。同年4月から2代目代表に就任し、奮闘中。東京大学工学部都市工学科3年。
忽滑谷 桃 (Momo Nukariya)
特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
インド学校建設プロジェクトユースリーダー兼上智支部代表
中学生の頃、父親の仕事の関係でインドに移住し、児童労働の現状を目の当たりにする。高校生になると同時に帰国し、ボランティア活動に関わる様になり、日本の子供達が持っているボランティアに対する「つまらない」や「自分じゃ力がないから世界を変えられない」といった偏見や考えを変える事が必要とされている事に気付く。大学生になり、自分に新たな価値感を与えてくれたインドに恩返しがしたい、又考えや偏見を変えたいと思い、インド学校建設プロジェクトを引き継ぎ、多くの方々の協力により150万円を集める。現在は衛生環境の改善の為、井戸を建てる為に必要な60万円を集める活動で奮闘中。夢は子供達がボランティア活動を楽しいと思ってくれる事、又世界で苦しんでいる子供達を救う企業を起業する事。上智大学国際教養学部国際教養学科1年。
中田 紗綾(Saaya Nakata)
Sport For Smile ホームレス・ワールドカップ プロジェクトマネージャー
自分の大好きなスポーツが、何らかのカタチで社会の役に立ったら…ちょっと生きづらい思いをしている人がスポーツで幸せな時間を過ごせたら…そんなことを漠然と考えている頃Sport For Smileのスペシャルラウンジに参加。「こんなことをしている団体が日本にあるなんて!」登壇者の熱いスピーチに心打たれると同時に、Sport For Smileに心から魅かれ、学生インターンとなる。現在はホームレス・ワールドカップの日本国内向けの情報発信を主に担当。ホームレスサッカーの練習に自ら参加し、サッカーのチカラを体感。まだまだ知られていないホームレス・ワールドカップの素晴らしさ、そしてスポーツのチカラをもっともっと発信していきたい。立命館大学国際関係学部4年。
*参加費は当日現金にてお支払下さい。
*アジェンダ並びに登壇者は予告なく変更になる場合があります。
* 収益はすべて被災地支援を含むSport For Smile の活動に使用されます。