日本人アスリート初!

子どもを搾取から守るメガスポーツイベントキャンペン It’s a Penalty 2020に

マラソン金メダリストの高橋尚子氏が協力

 

スポーツの力で社会を変える日本初のプラットフォームを運営する一般社団法人Sport For Smile(東京都新宿区;代表理事 梶川三枝)は、英国NGO “It’s a Penalty”との連携のもと、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子氏が、ウサイン・ボルト氏、キャシー・フリーマン氏、フランソワ・ピナール氏等とともにIt’s a Penalty 2020 年キャンペーンにご協力をいただく旨を発表いたします。

“It’s a Penalty” は、メガスポーツイベントを社会変革の機会ととらえ、スポーツの力を活用して子どもや未成年を虐待、搾取、人身取引から守るための世界的に有名なキャンペーンで、2014年ブラジルでのサッカーW杯に  始まり、オリンピック・パラリンピック競技大会に関しては、2016年リオ大会、2018年平昌大会において、IOCの 賛同のもと、各組織委員会とも連携して活動を実施してきました。

2020年東京大会に向けては、日本におけるIt’s a Penalty のストラテジック・パートナーである Sport For Smile がコンソーシアムを構築しキャンペーンを展開します。高橋氏は、日本人としてIt’s a Penalty キャンペーンに  賛同した初のアスリートとなり、世界の金メダリスト、著名アスリートとともに活動に参画します。

高橋尚子氏は、2000年シドニー五輪女子マラソンにおいて日本陸上界戦後初の金メダルを獲得し、国民栄誉賞を受賞した有名アスリートです。引退後は、国内外において様々な社会貢献活動に従事し、現在は公益財団 法人日本陸上連盟や公益財団法人日本オリンピック委員会の理事、また公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ではアスリート委員会委員長も務めています。

高橋氏は、次のように述べています。「世界中で多くの子どもたちや立場の弱い方々が人身取引の被害にあっていることを、数年前にJICAの活動を視察して具体的に知りました。人身取引や搾取は、日本では身近な問題と して感じることがないかもしれませんが、決して他人事ではありません。来年2020東京オリンピック・パラリンピックを迎えるにあたり、ひとりでも多くの人たちにこの活動、この問題について関心を持ってもらえたら嬉しく思います。」

Sport For Smile 代表理事の梶川三枝は次のように述べています。「日本で国民的人気を誇る高橋氏に、“スポーツの力で社会を変える“を体現し、日本にとって重要な本キャンペーンに率先してご協力いただけることに  なり、大変嬉しく、この上なく光栄に思います。高橋氏のお志とアクションが、私たちの都市で開催されるオリン  ピック・パラリンピック大会において、子どもを搾取から守るための行動を起こす勇気を多くの人々に与えるものと信じています。」

It’s a Penalty 創立者・CEOのサラ・カーバリオは次のように述べています。「高橋氏のような有名アスリートの声には影響力があり、若者の心を鼓舞し、行動を起こすための勇気を与えることができます。世界で人々に感動を与える私たちのグローバルアスリート・チームに、高橋氏が加わっていただけたことを光栄に思います。」

去る7月30日の人身取引反対世界デーには、Sport For Smileは若者が主体的に啓発セミナーやスポーツイベントを主催するためのしくみとして「IAP2020 ユースリーグ」の実施を発表しました。大会組織委員会や協賛企業関係者また人身取引防止に取り組むNGOの活動家なども公式スピーカーとして若者を応援します。「IAP2020 ユースリーグ」の参加チーム登録は10月1日から開始を予定しており、来年春頃実施予定の「IAP2020ユース リーグ・ファイナル」においては、有意義なイベントを主催したチームに特別賞が贈られる予定です。

高橋尚子氏 略歴

中学から本格的に陸上競技を始め、県立岐阜商業高校、大阪学院大学を経て実業団へ。98年 名古屋国際 女子マラソンで初優勝、以来マラソン6連勝。2000年シドニー五輪金メダルを獲得し、同年国民栄誉賞受賞。2001年ベルリンでは女性として初めて2時間20分を切る世界記録(当時)を樹立する。08年10月現役引退を発表。公益財団法人日本オリンピック委員会 理事、公益財団法人日本陸上競技連盟 理事、公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員会委員長、一般社団法人パラスポーツ推進ネットワーク理事長。その他 「高橋尚子のスマイル アフリカ プロジェクト」や環境活動、スポーツキャスター、JICAオフィシャルサポーターなどで活躍中。

一般社団法人 Sport For Smileについて

Sport For Smile はスポーツを通した社会変革を推進する日本初のプラットフォームで、シュワブ・フェローやアショカ・フェロー初め、世界的に有名な社会活動家などから支援を受け、Sport For Smile アライアンス団体と連携し活動を展開、国連や世界銀行とも連携実績がある。2014年からDV被害者の子どもたちにスポーツをする機会を提供するスポーツメンタリングを開始、2018年ロシアW杯では、FIFA公式NGOパートナーから助成を受け、「サッカーの力で世界を変える」若者のアイデアを表彰。公式サイト:https://www.sport4smile.com/

It’s a Penaltyについて

“It’s a Penalty” は、メガスポーツイベントを社会変革の機会ととらえ、スポーツの力を活用して世界を虐待、搾取、人身取引から守るためのキャンペーンで、SDGsのターゲット16.2「子どもに対する虐待、搾取、人身取引、拷問、そしてあらゆる形態の暴力を終わらせる」に貢献し、2030年までにこれらの社会問題を根絶させることを最終的な目標としている。

以上

 

<お問い合わせ>
一般社団法人Sport For Smile
It’s a Penalty 2020キャンペーン事務局
Tel: 03-6315-3984
Email: iap2020@sport4smile.com

 

 

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