先般発表いたしましたように、Sport For Smile は、英国のNGO “It’s a Penalty” と連携し、東京オリンピック・パラリンピック大会期間中に「子どもを搾取から守る」メガスポーツイベントキャンペーンを実施します。
“It’s a Penalty” は、メガスポーツイベント期間中に子どもや未成年が虐待や搾取、人身取引の被害者となるリスクが高まるという調査結果を受け、2014年FIFAワールドカップから開始したキャンペーンですが、オリンピック・パラリンピック大会では、2016年リオ大会、2018年平昌大会において、IOCから賛同を受け、各組織委員会とも連携して実施してきたものです。
7月30日リリースでは、ウサイン・ボルト氏、キャシー・フリーマン氏、そしてフランソワ・ピナール氏といった世界の超有名アスリートからの2020年キャンペーンへの協力決定のほか、東京大会に向けて、It’s a Penalty キャンペーン史上初となるユースリーグを立ち上げ、若者が主体的にに向けて実施していく旨の発表をさせていただきました。
そのIAP2020ユースリーグの実施方法について、下記の通りご案内いたしますので、是非多くの若者に挑戦していただけたら幸いです。
<関連リリース>
▼ It’s a Penalty との連携発表(4月18日)
https://www.sport4smile.com/archives/844
▼ It’s a Penalty 2020 ユースリーグローンチ(7月30日)
https://www.sport4smile.com/archives/912
IAP2020ユースリーグご案内
<趣旨・目的>
・若者が社会キャンペーンに主体的に参画することで、自ら行動を起こすための自信をつける場を提供する
・日本で開催されるメガスポーツイベントに社会貢献の分野で参加する機会を提供する
・SDGsの認識にとどまらず、具体的なアクションを喚起する
<実施概要>
プロジェクト名:It’s a Penalty 2020 Youth League
実施期間:2019年9月6日~2020年5月頃
主催:一般社団法人 Sport For Smile
共催: It’s a Penalty
協力: Japan Youth Platform for Sustainability
<IAP2020ユースリーグ参加資格>
・リーダーが35歳以下の2名以上のグループ
・性別や国籍は問わない
・イベント参加者が10名以上
・イベント参加費は無料
・人身取引の現状と「5つの兆候」に関する情報共有
(主催者よりPDFを提供します)
・イベント中にハッシュタグ #tomorrowisnow を使用
・イベント後に簡易報告書を主催者ブログにアップ(規定フォーマットあり)
・その他プロジェクトの規定に従うこと
<タイムライン>
2019年10月1日(火):IAP2020ユースリーグイベント申請開始(予定)
2019年10月中旬:イベント実施開始
2020年1月~2月頃:SNSキャンペーン(詳細後日発表)
2020年5月~6月頃:IAP2020ファイナルイベント(予定)
<スコアシステム>
上記条件をクリアし、主催者に申請してユースリーグ参画承認が下りた場合、自動的に20点が付与されます。
さらに、SDGs関連項目を含む下記の追加要件を満たす場合に、ポイントが加点されます。
カテゴリー | 指標 | Points |
主催チーム | 女性がリーダーである | 10 |
日本人以外の企画メンバーがいる | 10 | |
外国人コミュニティと連携している | 10 | |
障がい者や社会的弱者が企画チームに含まれる | 10 | |
イベント内容 | 公開イベント | 10 |
参加者30名以上 | 10 | |
参加者50名以上 | 15 | |
参加者100名以上 | 20 | |
IAPYL公式スピーカーによる講演を含む | 10 | |
ユース・エバンジェリストによる紹介を含む | 10 | |
主催者による人身取引に関するリサーチ等の発表がある | 10 | |
対話形式の時間がある | 10 | |
「あなたのIAPコールキャンペーン」のプロモーションがある | 10 | |
アンケートを実施 | 10 | |
広報 | テレビで報道された | 30 |
その他公開メディアで報道された | 20 | |
インターナルのメディア(校内新聞など)で掲載された | 10 | |
ハッシュタグ #itsapenalty の使用について告知 | 10 | |
ブログ報告 | 10 | |
連携等 | 権威団体との協働(後援や協力名義など) | 30 |
その他団体等との協働(後援や協力名義など) | 20 | |
事後にフォローアップやシリーズイベントを実施 | 10 | |
東京2020参画プログラムとして実施(別途申請要) | 50 |
リーグ全体で、2020点を目指しましょう!
<公式スピーカー>
IAP2020ユースリーグ事務局にご登録いただいている公式スピーカー(主催者、人身取引関連NGO実務者、組織委員会、協賛企業幹部、アスリート等)への講演を希望される主催者は、事務局にて調整いたします。
※スケジュールや設定の都合上、ご依頼通りに講演者を派遣できない場合があります。
※公式スピーカーに依頼する場合は、講演時間を必ず30分以上用意してください。
※公式スピーカーの講演内容は、登録カテゴリーにより以下の通り規定されています。
主催者>It’s a Penalty キャンペーンについて
人身取引関連NGO>人身取引の実態と今後の改善に向けて
ユース・エバンジェリスト>世界は若者を応援してる!
組織委員会&ステークホルダー>オリンピック・パラリンピック大会の運営とサステナビリティについて
2020協賛企業>SDGsに関連した自社の活動について
アスリート>自身でNPOを立ち上げた経緯、若者への勇気づけメッセージ
<イベント会場>
協力企業・団体のイベントスペースをご使用いただけるよう調整中です。
<IAP2020ユースリーグ・ファイナル>
ユースリーグ参画チームの中からインパクトのあるイベントを実施した主催者に、特典として Sport For Smile が主催するIAPユースリーグ・ファイナルでのご登壇機会とともに、スペシャル・プレゼントを提供します(副賞としてのプレゼントは後日発表)。
<お問合せ>
一般社団法人 Sport For Smile 内
IAP2020ユースリーグ事務局
担当:野口
iap2020youth[a]sport4smile.com
※[a]をアットマークに変更して送信ください。
※ボランティアで運営しておりますため、回答に1週間ほどお時間を頂く場合がございます。
※こちらのアドレスはユースリーグ以外のご質問にはお答えしかねますので、予めご了承ください。