Sport For Smile が来年に向けて連携実施していく It’s a Penalty のCEOとディレクターの来日を記念し、去る5月22日にSFSセレクトを実施しました。
「子ども・未成年を搾取から守る」メガスポーツイベント It’s a Penalty は、2014年のサッカーW杯から活動を開始し、IOCを含む各大会組織委員会と協働してきました。オリンピック・パラリンピック大会では、2016年リオ大会、2018年平昌大会で活動を実施し、リオ大会では、IOCがアジェンダ重要項目のひとつとして「子どもの保護」を掲げたことから大会レガシープログラムの一環として実施、 平昌大会では、オリンピック情報センターのビッグスクリーンでキャンペーン映像が放映されました。
イベントでは、これまでの活動内容や成果に加え、搾取・人身取引に関わる世界の現状や人身取引の定義、またCEOがこの活動を始めるきっかけになったひとりの少女のストーリーについてもお話いただきました。
当日は若者によるポスタープレゼンも実施し、都内を中心とした4チームが参画、国内外の人身取引の現状等についてリサーチし、その経験を通しての学びを発表してくれました。そして、その努力に対し、It’s a Penalty より感謝状とプレゼントが贈られました。
まだまだこれからの活動ですが、若者が同世代に関わる問題について調べ発表するなど、主体的に取り組む姿と、参加者の皆さまのご関心の高さから、大きな希望をいただきました。
お忙しいなかご参加いただきました皆さま、運営をお手伝いいただきましたボランティアの皆さんに心より感謝申し上げます。また、まだ日本で馴染みのない人身取引というハードな社会問題に向き合い、リサーチと発表に挑んだユースチームの皆さんに、御礼申し上げます。
<ユースチームによるポスタープレゼン参加チーム>
昭和女子大学 グローバルビジネス学部 今井ゼミ
Permaculture Design for Children
NPO法人アクセプト・インターナショナル
一般社団法人 Next Big Pivot ユースチーム
来年に向けての活動の具体的なプランは、今後決定し、後日発表させていただきますが、是非多くの方にご参加いただけましたら幸いです。