今月初めに閉会式を迎えたスポーツメンタリングの寄付者向け活動報告会を、先週末に実施しました。
スポーツメンタリング・ジャパンは、2019年のHEROs アワード受賞を機に、マンスリーサポーター制度を立ち上げ、日本財団HEROs プログラムからの助成の他、多くの方々のご支援により活動を実施しております。活動資金は、プログラムの運営の他、今後の複数個所開催のための基盤づくりや広報活動に活用させて頂いております。
この場を借りて、ご支援頂いている皆さまに心より感謝申し上げます。
活動報告会当日は、スポーツメンタリングの概要や今年のプログラムでの実施内容についてご報告させて頂き、普段は公開していない写真や映像も可能な限りお見せしながら、子どもたちの成長についてお伝えしました。また質疑応答では、運営で大変だったことや今後の展開に関するご質問も頂きました。
また、イベント後半では、特別ゲストスピーカーとして、プロレーサーの坂上真海さんにご来場頂き、ご自身の幼少期の虐待体験について、またスポーツメンタリングの価値についてお話頂きました。
ご自身が人との出会いから救われたので、今度は誰かを救う立場になりたい、という強いご意向から実現したご登壇ですが、虐待を受けた子どもの気持ちや今の想いについて、貴重なお話を頂きました。参加者の皆さまからの質問も殺到し、なかなか聞けない児童虐待の実態からレース業界のお話に至るまで、多岐に渡る内容の展開となりました。
坂上さん、またご参加頂きました皆さま、お忙しいところご協力頂きありがとうございました。
スポーツメンタリングの活動は、今年度も継続実施予定です。夏以降の開始となると思いますが、心が傷ついた子どもたちが「笑顔」と「信じる力」を取り戻せるよう、運営チーム一同全力で取り組みたいと思っています。引き続きのご支援ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。